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2024年11月ですが、
ウブド中心地のウブド王宮の隣にあるお寺(Pura Desa Ubud)が27年ぶりのオダラン(お寺の建立記念祭礼)がありました。
そのお祭りに、光栄にもバリ人のお友達のデシちゃんにお誘い頂き、ジュンジュンガン村の一員?としてお寺のお参りにご一緒させて頂きました!
お化粧と、女の人がオダランの時につけるはちまき?(Bebedという)。
そして、バロンと一緒に村の人々と一緒に道を練り歩くという貴重な体験(これは実は2回目)。
観光客が入ることができないお寺の内部、
その中で行われる奉納演舞なども垣間見ることができ、今までも友人の村のオダランに参加させて頂いたこともありましたが有名なウブドの中心地のお寺のオダランは一味違いました。
バリ島の生活は210日(6ヶ月)で1年のサイクルの暦※で行われており、毎年オダランはあるのですが、その年のよって小さい、普通、大きいなど規模が変わります。
ちょうど昨年は大きい規模のオダランとなり、ウブド中心地はいつも以上に飾り付けをされて、豪華に神々しくなっていました!
準備から終了まで1ヶ月以上かかる大きなオダラン。
一番大事な大きなセレモニーまで、段階を追って順番に、セレモニーがあります。
まずは場所の浄化から、バロンの沐浴などなどあり、私が参加させて頂いたのは、メインのセレモニーが終わったあとの NGANYARIN(ヌガニャリン)。
毎日のお供えとお祈り奉納演舞があるのですが、それらをこのお寺にゆかりがある村ごとに担当し、お寺にお参りに行くというもの(日取りは村ごとに違う)
※説明してもらった感じがこんな感じでしたが、間違っているかもしれません。。。
とにかくこの日はジュンジュンガン村!2日後はクデワタン村!という感じでした。
※バリ島の生活は、サカ暦(saka:サコ)とウク暦(wuku:ウク)の2つの暦により成り立っている。
サカ暦は月(sasih:サシー)の満ち欠けをもとに、1ヶ月29〜30日、12の月で1年。ウク暦は1ヶ月(tumpuk:トゥンプッ)が35日、6ヶ月(210日)で1年のサイクル。
ウク暦は別名ジャワ・バリ暦と言われ、もともとは古代ジャワで使われていたカレンダー。

ガルンガンの時によく見られる飾り付けのペンジョールだけど、
この写真だけでは伝わらないほど、でかい飾り付け!
お寺の前にはどでかい屋根も作られてました!
(私、昼間のその写真を撮り忘れていた…苦笑)

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お化粧から始まるオダラン
バリ島のセレモニー。結婚式や大きなオダランとなりますと、バリ女子たちはバチッと化粧で決めます!
家族ごとにメイクさんを呼んで、親戚も含めて一気にみんなでヘアメイクをします!
髪の毛もやってもらうので、皆髪飾りや、つけ毛なども準備してメイクさんを待ち、順番にメイクしていきます!

ヘアメイク代は、1人 100,000Rp~150,000Rp くらい。

バリ人女子が皆ロングヘアなのは、セレモニー時の時の髪の毛のためなんだなぁとも感じました。
私はいつもメディアム〜ショートなので、いつも髪の毛切ると、デシ&イタちゃん両方から、なんで髪の毛切るの!?と聞かれます。。。
私の髪の毛をアップしてヘアメイクしたいらしい…(笑)

つけ毛などをして、お団子を大きくして髪飾りをつけます。舞妓さんも地毛でやってますけど、かさましで何か入れたりするんかな??

私もメイクしてもらう!
髪の毛が短いので、なんとかお団子っぽいのを後ろにつけてもらいました!

誕生日プレゼントとかで私がバリ島のセレモニー時に使える髪飾りや、ブローチをプレゼントしてくれてたのもあり、
全部使えました(みんなありがとう 涙)

私のバリ島セレモニーセット!

紫色のサロンを持っていなかったのでスレンダンも同色で購入!
オダランは白い長袖のクバヤ。そしてサロンは今回のような大きなオダラン時ではカムンジャティ(サロン風スカート)はダメとのことでした!
サンダルも、オダランや結婚式に履いていけれるような綺麗なサンダルをバリ島のアパートにキープしてあります!(ビーサンでもいいんだけど、足元もちゃんとしたい!笑)

昔は村から出発してウブド王宮の近くまで行進していたようですが、
昨今はウブド王宮の北側にあるお寺の駐車場までみな車やバイクで来てここからウブド王宮に向かいます!

バイクに乗って駐車場で村人が集合。
バロン達が来るのを待つ。トラックに乗ってやってきました(笑)準備が終わり、さて出発です!
結婚しているデシ&イタちゃんは、家族の代表としてお供物を頭に乗せて、バロンの後ろの女の人たちの行列に並びます。

たまに、道路で遭遇するセレモニー行列!この中にいるなんて嬉しい!

禁断のお寺の中に入りました…!バロンたちは、バロンが集まる祭壇の方へ向かい鎮座します…!


その間に奉納演舞などはしれっと行われており、ワヤンクリット(影絵)もやっていたけど、誰も見てない(笑)

誰でも入ることができるようで、村の中のダンスグループのイブ達(お母さん)の奉納演舞。
生理前の女の子のみが踊れる奉納舞踊もあります。
デシ、イタ、コミンちゃんのお父さんもバリスの奉納演舞するので、衣装を着ていて踊り待ちです!
面白かったのは、デシちゃん一家。奥さんもだれも父の踊り見てない(笑)座ってみんなでおしゃべりしている!!!!
まぁ日常茶飯事なことだからなのでしょうけど、ちょっと面白かった(笑)


その中で珍しいRatu Gedeあると教えてくれました。
2柱あるバロンの下にある牙を生やした方です。
これは、アメリカ人のバリ式の結婚した時にバリ島のお坊さんが、お土産に渡したとのこと。
その後、彼の家で飾られていたのですが、色々と口が勝手に開いたり閉じたり、、、夜中歩き回ったりなど、、の現象が起こったそうで、これが生きているように感じ、バリ島に戻した方がよいと考えた彼は、ウブド王宮に返したとのこと。
詳細が詳しく書いてある記事!(インドネシア語ですが翻訳してみてください!)
アメリカ帰りのRatu Gedeなのです!

そうこうしているうちに、お坊さんの放送がかかりお祈りに入ります。

ちなみに、なのですがお祈りが終わったらこちらのお供えは持って帰ります。(なので、カゴに名前が書いてあったりします)そして中のお供えはみんなで分けて食べたりします!
面白かった話②
<お祈りが始まるちょっと前に、デシちゃんに電話がかかり、お父さん。踊り終わった後に、お弁当もらってお祈りする前にもう家に帰ったそうです(笑)
みんな笑っていて、もうお父さんったら!という感じで(笑)なんかいいですねこういうの
※あとで聞いた所、踊り踊る人は先にお祈りするそうで、もう父のお祈りは先に済ませたようですw
この日も、オリジナルお香はちゃんと持っていった!

バリ島のガムランの音、バリ語のマントラの言霊のシャワーを浴び続け、聖なる場所でのみんなとお祈り。祈りをする時の感覚と同じ感覚を最近見出しており‥
- 坐禅するとき
- 瞑想するとき
- 楽器を演奏しているとき(ピアノを弾いているとき)
- 居合道の形をしているとき
- お客様にマッサージをしているとき。
私の中では同じ感覚になっています。
これは正しいのか正しくないのか。
それは分かりませんが、ひとまず、今時点での私の『感覚』です。
答え合わせは…これからの私の精進と勉強でしょう。。。
彼女達のお母さん、イタ、デシ、コミン、私!みんな美人さんですね!!
帰る時は、デシちゃん、コミンちゃん、お母様と、バリニーズの美しい格好は、たくさんの外国人観光客から一緒に写真とって下さい!と大忙しでした!
お腹がペコペコなので、帰りはバクソ買って、彼女達のお家でみんなでご飯を食べて解散しました。
この時に見た月がとても綺麗で、世界中の人々が同じ月を見ている。
私はバリ・ヒンドゥー教ではないけれど、名前が違うだけで、同じ物、事に向かい祈りを捧げているのだろうなと感じたのでした。
『麓の道は多けれど、同じ雲居の月をこそ見れ』
最後まで読んで下さりありがとうございます!
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