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バリ島には、聖なる水を使って心身を清める「バリ語で沐浴はMelukat(ムルカット)」と呼ばれる沐浴の文化があります。

沐浴についてはこちらの記事を最初に読んでね!
※生理中、近親者の死別などのお寺に入れない禁忌事項などもございます。

バリ島 沐浴【ムルカット~Melukat~】についてOm swastyastu☆ ↑って何?という方はコチラをクリック♪ 沐浴(ムルカット~Melukat~)はもう何回も行かせてい...

yucco
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沐浴には絶対バリ人と一緒に行ってください!と言っておりますが、今回の場所は現地のバリ人ガイド(英語のみ)が付きますので、
日本語通訳が必要な人は日本語ガイドさんを連れて行ってくださいませ!

今回訪れたのは、バリ島バドゥン県アビアンスマル、Punggul(プングル)村にある
(感覚的にはウブドへ行く途中?)
Taman Beji Griya Waterfall(タマン・ベジ・グリヤ・ウォーターフォール)。

大きな滝や洞窟、岩壁の彫刻など、見どころの多い沐浴施設です。

バリ・ヒンドゥーの信仰に根ざした聖水の場所でありながら、
外国人観光客にも分かりやすく儀式を案内してくれる、少し珍しいスタイルの場所でもあります。

これまでバリ島のさまざまな沐浴場を巡ってきた私ですが、
実はこちら、到着したときの第一印象は

ちょっと観光地っぽいなぁ……
yucco
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ウィさん(バリ人ガイド)と一緒に、自分でサロン&スレンダン、
お供物まで用意して訪れたのに、受付で案内された沐浴料金は1人300,000Rp。

外国人であったらもう、このお値段固定なのだそうで、
『例外はなし』とのこと。

正直、最初は『どうしよう、もう帰ろうかなぁ』と思いました(笑)

ただ、せっかく来たし、どういうものだろ?!
ということで、実際に沐浴を体験してきました。

結果的には、想像していた以上に内容が充実。

これはこれで、皆様を丁寧にお迎えしていていいのではないかと
感じました。

今回は、こちらの場所の歴史や由来など、
沐浴の料金や内容、そして私自身が感じたことをご紹介します。

Beji(ベジ)とGriya(グリヤ)の意味

Taman(タマン)

インドネシア語では、『公園』『庭』『庭園』を意味します。

Beji(ベジ)

バリ語で、『聖なる泉』や『水源』、『聖水』を汲む場所などを意味します。

バリ島では、寺院の近くや川沿いなどにBejiと呼ばれる場所があり、
宗教儀式に使う聖水を汲んだり、沐浴を行ったりします。

バリ・ヒンドゥーにおいて水は非常に重要な存在で、単に身体を洗うものではなく、
儀式を通して心身を清めるためにも用いられます。

Griya(グリヤ)

一般的には「家」「住まい」を意味する言葉ですが、
バリ島では特にブラフマナ(僧侶階層)の家や、その家系の住居を指す言葉として使われています。

こちらの場所は、Griya Gede Manuaba Punggulという家系と深い関わりがあります。

つまり、Taman Beji Griyaという名前には、
聖なる水源と、それを守り伝えてきた僧侶の家系の庭園という背景があると考えられます。

Taman Beji Griya Waterfallの歴史と由来

この場所は、もともとGriya Gede Manuaba Punggulの祖先が、
瞑想や修行を行っていた場所だったと伝えられています。

公式サイトなどによると、祖先が洞窟で瞑想していた際、
神託(Pawisik)を受けたという伝承が残されています。

その神託では、岩に木の枝を差し込むように告げられ、
言われたとおりにすると、そこから水が湧き出したといいます。

その水は聖なる水とされ、以後、この場所は祈りや浄化のための特別な場所として
大切にされてきたそうです。

2022年に一般公開された聖域

英国のProteus Astrologyが2024年4月9日に公開した訪問記事では、

この場所について「Hidden Gem(隠れた宝石)」と呼ぶ人もいる場所で、
2022年に一般公開されたと紹介されています。

一方、施設側の説明では、2018年にこの聖域を修復・保全する取り組みが
始まったとされています。

そのため、2018年頃から整備が進められ、
2022年に一般の訪問者にも開かれた、という経緯が考えられます。

もともとの聖水源や修行の場所を、現在では外国人観光客も訪れて沐浴を体験できるように整えた施設ということなのかなと。

yucco
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前からずっとあるものだけど、
解放されたのは比較的最近ということ!

参考:
https://griyabejiwaterfallbali.com/about/

https://proteusastrology.co.uk/2024/04/09/the-taman-beji-griya-waterfall/

祀られている神々と信仰について

Taman Beji Griya Waterfallには、バリ・ヒンドゥーの信仰に関わる神聖な場所がいくつもあります。

公式サイトの歴史紹介では、次のような存在や場所が挙げられています。

  • Ratu Niang Sakti(ラトゥ・ニアン・サクティ):この場所の信仰に関わる神聖な存在。
  • Rambut Sedana(ランブット・セダナ):富や繁栄、豊かさに関係する神聖な存在。
  • Lingga Yoni(リンガ・ヨニ):男性原理と女性原理、生命の創造を象徴する神聖なシンボル。
  • Campuhan Agung(チャンプアン・アグン):聖なる水源に関係する場所。チャンプアンは一般に水の合流地点を意味します。

このほか、先祖が瞑想や修行を行ったと伝えられる洞窟などもあり、
敷地内の各所で祈りが捧げられています。

単に滝で沐浴するだけでなく、土地に受け継がれてきた信仰や、自然の中に宿る神聖さに触れられる場所でもあります。

 

滝や洞窟を巡る沐浴

こちらの施設で特徴的なのは、沐浴を行う場所が一か所ではないこと!

敷地内のさまざまな場所でお供物を捧げ、
お祈りをしながら進んでいきます。

なので、チャナンの数はめっちゃたくさん用意されています。

洞窟の中にも祈りの場所があり、
岩壁には神々や神話に関係する彫刻が施されています。

大きな滝では、水を浴びながら感情を解放するような体験も行われています。

『わぁぁぁぁぁぁぁ!』っと滝に向かって叫ぶように言われます!

一般的なローカルの沐浴場では、決められた水口を順番に巡ることが多いのですが、
こちらは自然の景観と儀式を組み合わせた、体験型の要素が強い印象でした。

最後にはココナッツの聖水を使ったお祈りがあり、
手首にツゥリダトゥを結んでいただきました。

ツゥリダトゥ(Tri Datu)は、赤・白・黒の三色の糸を組み合わせたもので、バリヒンドゥーの三大神や三つの力などを象徴するとされ、守護や祈りの意味を持っています。

バリ人のミサンガ Tri Datuバリ人のミサンガ 【Tri Datu | ツゥリ ダトゥ】 バリ島にて、バリ人達が右手首にミサンガしています。 ...

随分前の記事なので、加筆の必要がありますが大体の概要が書かれております(汗)

沐浴料金は1人300,000Rp|含まれていたもの

↑こちらが実際のこちら準備していただいているお供えもの&お香

私が実際に訪れた際の沐浴料金は、1名300,000Rpでした。

最初は高いなぁと思ったのですが、
一つ一つの金額を合計して換算してみると、まぁ、このくらいかかるよね、、、、、
とウィさんと話しておりました。
まぁ、相手側の労力も含めて、これだけ含まれているのであれば、
妥当なんじゃないかなぁと。

 

料金に含まれていたものはこちらです。

  • お供物セット(チャナン・バンタン):チャナンは驚くほどたくさん用意されていました。
  • お香:お祈りの際に使うお香も用意されています。
  • 現地ガイド:バリ人のガイドさんが最初から最後まで同行し、
    各所でお祈りの意味や作法を丁寧に説明してくれます。
  • ロッカー代:荷物を預けるためのロッカーも料金に含まれています。
  • タオル:沐浴後に使用するタオルのレンタル。
  • サロン&スレンダン:沐浴に必要な腰布と帯のレンタル。
  • 写真撮影:ガイドさんが私たちの携帯電話を使って写真を撮影してくれます。
  • ココナッツの聖水でのお祈り:最後に聖水を使ったお祈りをしていただきました。
  • トゥリダトゥ:お祈りの最後に三色の守り紐を手首に結んでくれます。
  • お茶:沐浴を終えて着替えた後には、ハーブティーが出てきました。

これだけのものがすべて含まれていました。

特にお供物は、チャナンだけでもかなりの量。
バンタンなどもすべて準備していただけるので、自分で用意する必要がありません。

 

通常、チャナンには、お布施を乗せたり、お坊さんがいらっしゃる場合はちょっと多めにお布施を乗せたりもします。そういうことも考えなくても上記に含まれているとも思うので、

お参りする場所の多さや、最初から最後まで丁寧に案内してくれるガイドさんの労力などを考えると、300,000Rpという料金も妥当なのかなと思いました。

※こちらは私が訪問した際の内容です。
料金や含まれるサービスは変更される場合があります。
(2026年も現在もお値段は変わってない)

【後日談】

ちょっと最初は商業施設っぽく感じていたこの場所ですが、
この記事を書いているうちに、あれ、これはここれいいんじゃない?

むしろ観光客にちゃんと間違いがないように教育&体験させてくれてるじゃん!?
とより好印象に変わっていく感じがしました。

普段、写真を撮り忘れる私にとって、たくさん写真を撮って頂けるのは、
思い出としてもよいですね。

手ぶらでOK!1人でも参加できます!

こちらの沐浴は、お供物やお香、サロン、スレンダン、タオルなど、必要なものがすべて用意されているため、基本的には手ぶらで参加できます。

ただし、沐浴後の着替え(下着とか)は持参すると安心です。

また、現地のバリ人ガイドさんが最初から最後まで同行してくれるため、
1人で訪れても問題ありません。

ガイドさんの説明は基本的に英語ですが、
各所でお祈りの意味や作法を丁寧に教えてくれます。

どうしても英語が分からない場合や、バリ・ヒンドゥーの文化についてより詳しく知りたい場合は、別途 ご自身で連れて行くバリ人の日本語ガイドさんに同行してもらうのもおすすめです。

バリ島おすすめカーチャーター ウィさんの【wiwibali~ウィウィバリ~】2025年11月更新  ★お陰様でウィさんは逞しく元気です★ Om swastyastu☆ ←って何?という方はコチラをクリック♪...

せっかくの機会ですので、ただ水を浴びるだけでなく、
それぞれのお祈りにどのような意味があるのかを知りながら巡ると、
より理解が深まると思います。

その他のヒーリングメニュー!?

Taman Beji Griya Waterfallでは、
通常の沐浴以外にも、さまざまなヒーリングやスピリチュアル系のメニューが
案内されています。

2026年の現地紹介記事などでは、次のようなメニューが掲載されています。

メニュー 掲載料金
沐浴(Melukat) 300,000Rp
手相占い(Palm Reading) 1,000,000Rp
ヒーリングセラピー 1,500,000Rp
ライフセラピー 1,500,000Rp
オーラ・チャクラ調整 1,500,000Rp

このほか、過去世に関するセッションやタロットなども紹介されています。

※料金は公開情報に基づく参考価格で、訪問時の現行料金を保証するものではありません。メニューの内容や料金は事前に公式サイトへ確認してください。

私自身は、こうしたヒーリングメニューの価格設定には驚きでした。
個人的な見解としては、宗教的な儀式と、ヒーリングサービスは、
分けて考えたいところでもあります。これは、あくまでも私の見解です。
yucco
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通常の沐浴だけでも十分に見どころがあり、充実した内容だと思いました。

実際に訪れて感じたこと

『体験』と『思い出』はプライスレス!

例えば、簡単なワークショップから広がる枝。

そして相手が簡素化してくれた情報が頭の整理なったり、
改めて抜けていた情報に気付けたり、そんな体験はたくさんあります。
遠慮なく、分からない事とかガンガン質問もできますしね!

入り口として。改めての確認として。
このように丁寧に『体験』させてくれるプログラムは、
よく考えたら、ありがたいなと思いました。

あと、何より『思い出』になります。
しっかりと時間とってくださり、写真をとって下さる。
何年か経った後に何かが残ります。

丁寧なガイドと、たくさんのお供物

特に印象的だったのは、現地ガイドさんの丁寧さです。

最初から最後まで同行し、それぞれの場所で何をするのか、ど
のような意味があるのかを一つ一つ説明してくれました。

お供物も本当にたくさん用意されていて、お祈りする場所も多く、
バリ・ヒンドゥーの儀式を順を追って体験することができます。

さらに、写真もたくさん撮っていただけるのですが、
これがまた撮り方も上手!(笑)

私は映える必要は必ずしもないのですが、それ目的な方もいらっしゃいます。
でも、綺麗に撮ってもらえると嬉しいですよね。

自分ではなかなか撮れないような写真を残していただけるのも、
嬉しいサービスの一つでした。

美しい大きな滝、神秘的な洞窟、秘境のような自然の景観など、
見どころもたくさんあります。

最初は高いと思った300,000Rpでしたが、お供物やガイド、設備などを含めて考えると、納得できる内容。

(これがやりすぎとかも思う人もいるし、私も最初!?と思ったのですが、
こればかりは、もうその人の価値観。
滝見たいだけ!とかもっと簡易でいい。とかいろんな意見があると思いますが、この場所を提供するGriyaである場所のルールであります。)

観光客にバリ・ヒンドゥーの文化を伝える場所として

今回、もう一つ感じたのは、こちらの施設には、単に観光客に沐浴を体験してもらうだけでなく、外国人にバリヒンドゥーの文化や沐浴の意義をきちんと伝える役割もあるのではないか、ということです。

バリ島では、沐浴が観光客にも人気の体験となっています。

一方で、ほかの沐浴場では、バリ人の同行や案内もなく、
観光客が自分たちだけで聖域に入り、作法や意味を十分に理解しないまま、それすらしないで沐浴をしている姿も見られます。

場所によっては、こうした行為が問題にもなっています。

本来、ムルカットは単に水を浴びる行為ではなく、
バリ・ヒンドゥーの信仰に根ざした浄化の儀式です。

なぜお供物を捧げるのか、どこでお祈りをするのか、
どのような意味を持つのか。

そうしたことを現地の方から直接教えていただける機会は、
とても貴重なのかもしれません。

ちなみに、訪問時にはローカルのバリ人の方々もいらっしゃいました。

現地で聞いたところ、ローカルの方はドネーション(寄付)
で沐浴できるそうです。

また、日本のモデルの有名人の方なども訪れているようで、
観光客にもよく知られた場所になっているようです。

何を求めて訪れるかによって、感じ方が変わる場所

例えば、

「初めてのバリ島!せっかくだからバリ島の文化にも触れてみたい」

「バリヒンドゥーについて知りたいけれど、あまり難しく考えず、気軽に体験してみたい」

「沐浴に興味はあるけれど、お供物やお祈りの作法が分からない」

そんな方にとっては、とても良い場所なのではないでしょうか。

宗教や信仰に対する関心の深さ、向き合い方は人それぞれです。

深く学びたい方もいれば、まずは文化体験として触れてみたいという方もいらっしゃると思います。

こちらの施設は、そうしたさまざまな方が、
比較的気軽にバリヒンドゥーの文化に触れられる場所だと感じました。

一方で、静かに祈りたい方や、地元の人々の信仰に根ざした素朴な沐浴場を求める方には、少しエンターテインメント性が強く感じられるかもしれません。

ただ、それが良いか悪いかというよりも、
訪れる人が何を求めているのかによって、評価が変わる場所なのだと思います。

私自身も今後、「バリ島の文化に触れてみたいけれど、気軽に参加できるところがいい」という方には、こちらの施設を紹介することがあると思います。

バリヒンドゥーの文化を知る入り口として、
こうした場所があることも大切なのかもしれません。

ただ、これまでいろいろな沐浴場を巡ってきた私個人としては、
もう一度行くかと聞かれたら……

私はもういいかなぁ(笑)

というのが率直な感想ですが、バリ島が沐浴が初めての人
その人の求めるバリ文化の宗教観のレベルによっては、紹介したい場所です。

それでも、実際に体験してみたからこそ分かった良さもたくさんありました。

やはり、何事も自分で経験してみないと分からないものですね😊

場所・営業時間・連絡先

施設名
Taman Beji Griya Waterfall
(タマン・ベジ・グリヤ・ウォーターフォール)

所在地
Punggul, Abiansemal, Badung, Bali, Indonesia

営業時間の目安
9:00〜18:00

沐浴所要時間の目安
約1時間半〜2時間

沐浴料金(訪問時)
300,000Rp/1名

連絡先(公開情報)
WhatsApp:+62 812-3767-6644
WhatsApp:+62 812-3996-9696
WhatsApp:+62 877-6189-7888

公式サイト
https://griyabejiwaterfallbali.com/

※営業時間・料金・連絡先は変更される可能性があります。訪問前に公式情報をご確認ください。

参考資料・出典URL

※宗教的な由来や神々についての説明には、現地に伝わる信仰・伝承が含まれています。また、施設への印象、料金に対する評価、ガイドの対応などは、私自身の体験と感想です。

 

 

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