下垂体腺腫-闘病記録日記-

(6) 手術決定までの悩み 2011年6月〜

Om swastyastu☆ って何?という方はコチラをクリック♪

今から10年前になりますが、
私は、下垂体腺腫プロラクチン産出生性腫瘍)の手術をし、
現在、その後特に副作用もなく元気いっぱいに過ごしております。

なんでこの過去の事を書こうと思ったのかは
以下より↓

(1) 下垂体腺腫-闘病記録日記-Om swastyastu☆ ↑ って何?という方はコチラをクリック♪ 今から10年前になりますが、 私は、下垂体腺腫プロラク...

少しでも下垂体腺腫や何かの闘病をしている人の参考になればと思い、
アメブロに書いた内容をちょっと編集、解説入れて&並び返してこちらに記載していこうと思います。

書いてある内容により(また、つぶやきのみ、泣き言のみの記事はカットしております、泣き言をご覧なりたい方は、下記のアメブロよりどうぞ)
時系列が前後している場合もございます。

元ネタはアメブロより
日々の泣き言など(笑)
カテゴリー:下垂体腺腫左矢印こちらにて記録しております。

 

今回は説明などちょっと長めの記事です!

手術するか、投薬治療するかのメリット、デメリット

【手術するメリット】
うまくいけば、ホルモン異常も治るし、頭痛も治り、生理も元通り。
全てOK

【手術をしない。投薬治療のメリット】
手術をしないので、手術をすることで起こりうるリスク
(他のホルモンの出る部分も一緒に摘出したら体調に異常が起こるetc)がない。
薬は日々進化している。

【手術するデメリット】

  • 脳の太い血管の近くに腫瘍があるので、もしそれを傷つけたら大出血になり命が危ない。
  • もし、腫瘍が他のホルモンの組織と混ざって存在していた場合、(開けて見るまで分からない)
    そのホルモンの組織を一緒に摘出してしまったら、そのホルモン異常が起こる可能性がある。(利尿ホルモンの場合は、喉が乾く、おしっこが止まらないetc.. 子宮収縮するホルモンの場所の場合は出産ができなくなる。甲状腺のホルモンの場所なども体調に異変が起こる可能性)
  • 手術しても、今の症状がよくなるかは分からない。

【手術をしない。投薬治療のデメリット】

  • 薬の副作用が半端ない(私にとって。一度飲んでみたが酷かった)
    一生飲み続けなかければならない。
  • 当時の薬だと妊娠する為に、色々と薬を変えたりと大変。
    妊娠できるかも分からない。(胎児に影響が出る?可能性もありと言われました)
  • 2〜3年投薬治療してから、やっぱり手術したい。となってもできない。
    (腫瘍が硬くなってしまうそうだ)
  • 投薬してなくても、かなりシンドイ。

 

yucco
yucco

手術をするかしないかで、気が狂うほど悩みました(苦笑)
メリット、デメリットがそれぞれあり、それぞれ結構重い、デメリットが
あるのでなおさらでした…

やらない後悔よりやる後悔!
手術して後遺症が出ても、誰かに言われたからじゃない。
決めたのは自分。誰のせいにもできない。

私が決めたこと!その責任は私は受け止めてやる。
成功にかける!と
覚悟を決め、『手術する!』
と決めてからはナスがママに本当にスッキリ。

主治医の名大の永谷先生(現在は八事日赤)
セカンドオピニオンを東京の虎ノ門病院の山田先生に受けました。

両者性格も、方針も違っていました。

【名大 永谷先生】

『手術適応である。だけど、薬でなんとかする方法もある。
手術するかしないかは決めてください。』

先生は、どちらのスタンスを取るのではなく、
手術するメリット&デメリット、
投薬治療するメリット&デメリット、

それぞれ当時の私の腫瘍の状況やある場所を鑑みて、
を淡々と説明としてくれ、その中で私がどちらがいいか決めてくれ。と言う事でした。

yucco
yucco
俺に任せろ!と言ってくれたらどんなに心強いか‥と思ったものですが、
この先生の『選択』促し方は、今後の私の人生にとって大きな学びでした。

誰のせいにもできない。
決めたのは自分。腹を括って自分の選択に責任を持つ。

これをこのことから学びました。
これの選択の仕方をしてからは、人生がスムーズに行っているような気がします。

【虎ノ門病院】山田先生

下垂体の名医にてテレビでも有名な先生です。

腫瘍が視界に影響していないのであれば、手術はしなくてもいい。
今はいい薬があるから、投薬で十分だよ!

とても力強く、とても親身になって話を聞いてくれて
なんて頼もしい先生なんだ!と感じました。

yucco
yucco
こんなに力強い言葉を聞いて、
じゃ手術しない!と決断しなかったのは、私の中の本能的な直感と希望で『手術して腫瘍を取り去ってしまいたい。』という思いがあったんだな。と確信ました。

名古屋に帰る新幹線で答えは出てました。
『手術する』

とにかく、私の中から
異物を取り除きたかったのだと思います…

当時の私の仕事は
医療機器の営業をしておりました。
ペースメーカー、心臓カテーテルなどの循環器系の医療機器をドクター&病院へ営業しており、主にオペ室に出入りしているちょっとディープな仕事でした。

大学病院 2011年6月13日

今日は勤務先の大学病院で診察がありましたヾ(@°▽°@)ノ
朝、4か月ぶりの生理のおかげで起きられず
だが起きて出発

淡々とルーチンの仕事をこなす
ただ、あんまり誰とも会いたくないし、話したくない
土日で緊急オペがあったらしく
物品が散乱。

自分の会社の扱っている箱を探して使用報告(がさがさ)
私の事後とはカテーテルやペースメーカーを扱っている業者です!

会社に戻って、引継ぎの子に色々教える

上司から支持を仰ぐ。そのあと聞きたいことがあったが電話つながらず。
(あとから緊急オペが入ったと聞く)

大学病院へ、後輩を納品車
その時すでに12時。

今日は診察のため午後休みでーす(°∀°)b
今日は手術日とか手術のことを詳しく聞くために母親も参戦

戦前に、インドカレーを食べるナイフとフォーク
名大病院のちかくのインドカレーすごくうまいよ!
ちなみに私は、インドカレー部である。部員は3人。はい、どーでもいい( ゜∋゜)

診察は14時から。
でもかなり詰まってるみたい。一時間半待ち。

その間、色んな症状の人たちを見る。
目を背けてしまいそうになるような人や
直視していいのかわからない人。

またかえってそらしたほうがいいのだろうか
色々考える。

やっと診察。
ドクターです!という感じの先生。学者風かしら??
淡々とお話し。

手術方法、入院期間、費用、仕事の復帰

一番不安になったのが、
手術したとしても治るかはどうかはわからないこと

放っておいてはもちろんいけないし

正常な組織に少し腫瘍が混ざっている場合、
腫瘍を摘出する際にもし、正常な組織も一緒に摘出した場合

でなくなるホルモンがある可能性があること

言われたことは、
「利尿ホルモンを出すところがあり、そこを傷つけてしまうと、
おしっこがたくさん出る。水分がでるからのどが渇く。
出産時に子宮を収縮させるホルモンがあるので、出産ができなくなる可能性がある」

ということ。

あえて戦おう

薬はもう飲みたくない!
やらない後悔よりやる後悔!

手相では、子供3人できるって言ってたし!

病名→下垂体線種(プロラクチノーマ)
手術方法→経鼻的下垂体手術
全身麻酔、2時間から3時間くらい(実際は約5時間かかりました)
入院期間→10日間、その後自宅療養1週間

高額医療であること。

しかし、不安です。当たり前か
久しぶりの生理で少し気持ちも落ち気味です。

はぁ

なんかね10年くらい前からあったみたい。
ちょうど体調が崩れ始めた頃と同じで
ガンバロット(σ・∀・)σ

頭痛とめまい 2011年8月1日

今日はぶつぶつ言ってます。吐き出しています。

日に日に気になってくる痛み。
目の奥が鈍く痛む。頭の中から押し出されているかのように目も痛む。

意識がとおのくようにめまいがくる。
はぁはぁ。
暑いから余計こたえるなぁ。

朝は脳圧か上がる為、すごくしんどい。

自分の身体の事で、
めちゃくちゃ悩んでいる。
聞いて欲しい。でも、分かってくれるのかな。しょうがないじゃんとか言われないだろうか。他人と比べられないだろうか。他人の不幸は蜜の味なのか。

あんまり詳細をベラベラ話すものではないけど、友達ってなんだろう。とか、同期ったなんだろう。とか私が大袈裟に思っているだけなんだろうか?とか世の中にはもっと辛い人がいるから私はましなのか?とか、グダグダ負のスパイラルにはまります。

これもホルモンの異常の為の不安定なんだろうけど、
いうこときかないんだ。

子供が産めなくなる恐怖。仕事ができなくなる恐怖。
手術によって制限される行動、お金。

体重も増えてきてむくんでいる。
肌もニキビでボロボロ。

生理をおこす薬なんて飲みたくない。
今日は生理痛がキツイ…とか話を聞いているととても羨ましい。

いやだ。
今日は吐き出しました。

入院説明 2011年9月5日

手術をすることに決めましたー!
投薬と治療が第一選択で、迷いましたが、もう、薬飲みたくない。
生理が自然に来てほしい。

かけたい。

悩みすぎて鬱っぽくなり‥
安定剤を処方されてしまいました‥

なんかショック…
めまい止めの薬は

実は

不安と緊張をとる薬だったみたいです
眠くなるだけで
不安はとれないけど‥

はぁー

痛み止め、生理を起こす薬など
六種類の薬を飲んでます

薬づけで
よくわからなくなってます
あーあー

入院説明は
なんか楽しそうでした。
20分くらいの入院ビデオをみました。
「副題 楽しい入院」(私の妄想)
あと持ち物とか合宿みたい。

人生の肥やしにもってこい。
この経験で素敵な物が
手に入りますように星

調べれば調べるほと 2011年9月9日

下垂体腺腫の病気を調べれば調べるほど

ふあんだぞーーーー

婦人科、内分泌科、脳外科
それぞれの観点が関わっているこの病気。

なかなか病院の中で、連動してないんです。
脳外科の先生は婦人科のことにはノータッチ。

この連動のしてなさに
婦人科の先生は、脳外科の先生に聞いてくださいとのこと

きーーーーーーーーーー!!!

どうすればいいのか困っているのに!
イライラしていた今日この頃。

主治医は脳外科の先生だから

彼にしたがおう。
調べまくったり

それぞれの先生から
違うこと言われると

パニックになる。

生理がきちんと来るようにホルモン剤を飲んで

手術をするまで安静にしてようかな

ホルモンバランスでの体調不良って
本当に理解されないし

個人差があるから

つらいです。

ホルモンちゃん、ちゃんと出ないものはひっこんで

でるものは出てきておくれー
未来の赤ちゃんのために頑張る!

 

 

よりリアルなバリの事はツイッターでつぶやいています♪
Twittwe ID : @Wn_yucco

ポチッとして頂けたら励みになります♪

最後まで読んで下さりありがとうございます!
◎私がバリ島で惚れ込んだ物をネットショップして販売中!check↓◎

スポンサードリンク



スポンサードリンク