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バリ語で沐浴はMelukat(ムルカット)と言います。
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※生理中、近親者の死別などのお寺に入れない禁忌事項などもございます。

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yucco
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沐浴には絶対バリ人と一緒に行ってください!

私はもう10年ほどバリ島にご縁がありもう何十回も沐浴に行ってますが、必ずバリ人の友達やガイドのウィさんと一緒に行っています。私たちはあくまでもバリ人ではなく、バリ・ヒンドゥー教でもありません。失礼があってはいけません。お邪魔させて頂くつもりで彼らの指示に従い沐浴をしましょう。

ウィウィバリでは沐浴ガイドもやってるので是非♪

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以下の事は、インドネシア語、英語のサイト、人から見聞きしたことなどをまとめたものです。もしかしたら間違っている部分もあるかもしれませんが、参考にしていただければ幸いでございます。どうぞ宜しくお願い致します。

これまでバリ島のいろいろな場所で沐浴をしてきました。

その中でも、2回ほど沐浴にお伺いした
バンリ県にある Pura Tirta Sudamala(プラ・ティルタ・スダマラ) です。

yucco
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わぁ、なんて優しい場所なのだろう。。。

という印象を受けた場所です。

最後に訪れたのは、もう4年ほど前。

少し時間が経ってしまいましたが、あのときの感じた優しい雰囲気は、
今でもよく覚えています。

今回は、スダマラ寺院について少しご紹介しながら、
私自身の沐浴体験を振り返ってみたいと思います。

ウブドからバイクでスダマラ寺院へ

スダマラ寺院は、
バリ島バンリ県のベバラン村(Desa Bebalang)にある沐浴寺院です。

ウブドからは車やバイクで45分〜1時間ほど。

この日は、バリ人の友人と一緒にウブドからバイクで向かいました。

到着すると、なんと誰もおらず、貸切状態!(欧米人のおじさんが1人河辺で座ってた)

当時は入場料もなく、
ロッカー代だけを支払って沐浴の準備をしました。

※これは約4年前に訪れた際の情報です。
現在は入場料や利用方法などが変更されている可能性があります。

 

スダマラ寺院の歴史と信仰について

「Tirta(ティルタ)」は聖なる水、
「Sudamala(スダマラ)」には穢れや不浄を清めるという意味合いがあります。

スダマラ寺院は、古くから聖なる水が湧き出る場所として信仰されてきたそうです。

同じバンリ県にある歴史的な寺院、Pura Kehen(プラ・ケヘン) との関係も伝えられており、古い碑文にまつわる言い伝えが残されているとのこと。

スダマラ寺院は、人々が沐浴する場所であるだけでなく、Pratima(プラティマ)と呼ばれる神聖な神像や祭具を清める場所としても用いられています。

この清めの儀礼は、Pemelastian(ペメラスティアン)と呼ばれます。
バリ島では、神々の依り代とされる神聖な祭具を水辺へ運び、清める儀礼が行われます。
スダマラ寺院の水は、個人の浄化だけでなく、地域の宗教儀礼においても重要な意味を持っているのです。

15か所の聖なる水場

スダマラ寺院には、自然湧水と噴水を合わせて、15か所の聖なる水場があると紹介されています。

大きく分けると、次の3種類です。

  • 3つの自然湧水(川の方)(Toya Kelebutan):Toya Langse、Toya Bulan、Toya Penyeseh
  • 9本の噴水(Dewata Nawa Sanga):バリ・ヒンドゥーの九方位の神々を象徴する噴水
  • 3本の低い噴水:Widyadara、Widyadari、Tirta Sudamala

Toya Langse には Sang Hyang Taksu(サン・ヒャン・タクス)が宿ると伝えられるなど、それぞれの水源にも信仰上の意味があります。

スダマラ寺院に祀られている神様

Dewata Nawa Sanga(デワタ・ナワ・サンガ)

寺院の象徴的な9本の噴水は、Dewata Nawa Sanga(九方位の神々) を表しています。
バリ・ヒンドゥーでは、東西南北とその間の四方位、
そして中心を合わせた九方位に、それぞれ神々が対応するという宇宙観があります。

この9本の噴水は、そうした九方位の神々を象徴するものだそうです。

Sang Hyang Taksu(サン・ヒャン・タクス)

自然湧水の一つ、Toya Langse(トヤ・ラングセ)は、Sang Hyang Taksu が宿る場所と伝えられています。

Taksu は、バリの信仰や芸能文化において、神聖な力や霊的な魅力、才能を発揮させる力などと結びつく概念です。バリの人々が大切にする神聖な力の一つです。

現地には沐浴の順番を記した案内板もあり、供物を捧げ、定められた順番で水を浴び、最後に寺院でお祈りする作法が示されています。

こうした背景を知ると、同じ沐浴でも、また違った視点でその場所を感じられそうです。

【看板の内容】スダマラ寺院の沐浴方法と順序

TATA CARA LAN DUDONAN PENGLUKATAN

現地の案内板に記載されている沐浴の手順です。

1. 場所
Beji(ベジ):聖水が湧き出る沐浴場所
Utama Mandala(ウタマ・マンダラ):スダマラ寺院の主要な神聖区域

2. お供物
Pejati(ペジャティ)2セット
沐浴場所に1セット
寺院での参拝に1セット

3. 沐浴の手順
a :Bejiで祭司(Mangku)を通してPejatiを1セット捧げ、お祈りをします。
b:川(Tukad)で沐浴する。
c: 沐浴Ⅱ:西側(Sisi Kauh)で沐浴する。
d: 沐浴Ⅲ:東側の自然湧水(Klebutan Sisi Kangin)で沐浴する。
e: 沐浴Ⅳ:東側の噴水(Pancoran Sisi Kangin)で沐浴する。
f: 沐浴Ⅴ:Cengkuwung Tengadahで沐浴する。
g: 沐浴Ⅵ:主要な沐浴場所である9本の噴水(Penglukatan Utama)で沐浴する。

4. 寺院での参拝
沐浴後、残りのPejatiを1セット持って寺院へ行き、お祈りを捧げます。

5. 終了
以上で一連の沐浴儀礼が終了します。

注意事項

宗教上の不浄期間(Cuntaka)にある女性は、寺院への立ち入りができません。
月経中などがこれに該当します。

※バリ島の沐浴は、単に水を浴びるだけでなく、供物と祈りを伴う宗教儀礼です。実際の参拝では現地の祭司(Mangku)の案内に従ってください。

 

yucco
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看板にはプジャティ2個とありますが、
同行するバリ人の指示に従ってください。
お寺に参拝するのかにもよってお供え物は変わってきます。
私は2回行った時もお供物はたくさんの
チャナンだけだった気がします。

私がスダマラ寺院で感じたこと

 

スダマラ寺院に到着して、まず印象に残ったのは、その雰囲気でした。

とにかく、優しい。

何がどう優しいのかと聞かれると、うまく説明するのは難しいのですが、
とても穏やかで、心地のよい場所だと感じました。

これまで訪れたスバトゥの滝(こちらはすごく強い)
やティルタ・ウンプル(優しくも高貴な強さ)とも、また違う雰囲気です。

川も美しく、
川の中に入り10mほど奥に進んだ湧水の注ぎ口から沐浴を開始します。

特に好きだったのが、木の根元から水が湧き出している場所。
そこでは、身体を横たえて全身を水に浸すようにして沐浴をしました。
(穴に頭を向けて横向きになる。頭に湧き水が当たるようにする感じです)

木の根元から湧き出す水に、そのまま身体を委ねるような感じです。
私はこの場所がとても好きでした!

9つ方位をあらわす水口。

低い3つの水口。

 

周囲には浅い川が広がっていて、自然に囲まれた気持ちのよい環境。
ほかに誰もいなかったこともあって、ゆっくりと沐浴をすることができました。

沐浴の感想というと、「すっきりした!」「浄化された!」
という表現をよく見かけます。

もちろん、そう感じることもあると思います。
でも、このときは、少し違いました。

すっきりしたというよりも、なんだか包まれたような
優しい気持ちになれた。

それが、スダマラ寺院での一番の感想です。

同じ場所で沐浴をしても、感じ方は人それぞれ。
その日の自分の状態や、周囲の環境によっても違うのかもしれません。

また訪れてみたい場所

最後に訪れてから、もう4年。

その間に、
寺院の設備や料金、などは変わっているかもしれません。

今回改めてスダマラ寺院について調べてみると、
当時は知らなかった歴史や信仰、15か所の聖なる水場の意味など、
興味深いことがたくさんありました。

次に訪れる際には、現地の方にもお話を伺いながら、
もう少し詳しく知ることができたらと思っています。

そのときには、こちらの記事にも加筆したいと思います。

それにしても、4年経っても覚えている、
あの優しい雰囲気。

私にとってスダマラ寺院は、「浄化された」というよりも
「優しい気持ちになれた」沐浴の場所でした。

またいつか、あの木の根元から湧き出す水に浸かりに行きたいです!

基本情報

Pura Tirta Sudamala(プラ・ティルタ・スダマラ)
所在地:Banjar Sedit, Desa Bebalang, Bangli, Bali
アクセス:ウブド中心部から車・バイクで約45〜60分(交通状況による)
料金・開放時間:最新情報は要確認

※この記事の体験談は約4年前のものです。
料金や参拝方法などは変更されている可能性があります。

ロッカーあり、
お値段は5,000Rp前後だったような気がします。

沐浴する際は、濡れても良い服&サロン&スレンダンは必須です。当時のスダマラ寺院は、サロン&スレンダンのレンタルはありませんでした。 

【持ち物】
※以下記載いたしますが、必ず同行するバリ人の指示に従ってください!
・濡れてもいい服
・サロン&スレンダン
・着替え
・着替えてから乾いたサロン&スレンダン
・お供物(チャナンなど、お寺参拝にはプジャティなど)
・お香
・ライター
・お布施(細かいお金何枚か用意してくるのが望ましい)
・タオル
・濡れた服を入れるビニール袋
・(お寺にお参りに行くのであればクバヤなどのバリ島の正装)

 

参考資料・出典

寺院の歴史や信仰、水場の名称については、以下の資料を参考にしました。

① Desa Bebalang(ベバラン村公式サイト)Pura Tirta Sudamalahttps://www.bebalang.banglikab.go.id/artikel/pura-tirta-sudamala
寺院の由来や、プラ・ケヘンとの歴史的な関係について。

② Budaya Bali
Examining the Charm of Tirta Sudamala Temple as a Religious Tourism Attraction in Bebalang Village
https://budayabali.com/examining-the-charm-of-tirta-sudamala-temple-as-a-religious-tourism-attraction-in-bebalang-village

寺院の信仰、自然湧水、九方位の神々、神聖な祭具の清めについて。

③ Fast Boat Bali Gili Trawangan
Pura Tirta Sudamala di Bangli
https://fastboatbaligilitrawangan.com/pura-tirta-sudamala-di-bangli/

15か所の聖なる水場の構成や、それぞれの名称・伝承について。

④ 現地案内板
TATA CARA LAN DUDONAN PENGLUKATAN(2017年表記)
スダマラ寺院に設置されている、沐浴の作法と順番を記した案内板。

※各資料の宗教的な説明には、地域に伝わる信仰や言い伝えが含まれます。また、15か所の水場の紹介と現地案内板の沐浴順序は必ずしも一致しないため、実際の参拝では現地の案内に従ってください。

 

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