【バリ島の沐浴聖地】Pura Pelisan(Pancoran Solas)|キンタマーニ高原のバトゥール湖畔に湧く温かい11の聖水
Om swastyustu☆
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バリ語で沐浴はMelukat(ムルカット)と言います。
沐浴についてはこちらの記事を最初に読んでね!
※生理中、近親者の死別などのお寺に入れない禁忌事項などもございます。
私はもう10年ほどバリ島にご縁がありもう何十回も沐浴に行ってますが、必ずバリ人の友達やガイドのウィさんと一緒に行っています。私たちはあくまでもバリ人ではなく、バリ・ヒンドゥー教でもありません。失礼があってはいけません。お邪魔させて頂くつもりで彼らの指示に従い沐浴をしましょう。
ウィウィバリでは沐浴ガイドもやってるので是非♪
以下の事は、インドネシア語、英語のサイト、人から見聞きしたことなどをまとめたものです。もしかしたら間違っている部分もあるかもしれませんが、参考にしていただければ幸いでございます。どうぞ宜しくお願い致します。
Pura Pelisan Pancoran Solas|水の神が宿る“11の聖なる湧水”
キンタマーニ高原のカルデラの上に行くまでも時間がかかるのに、、、、
カルデラ下に降りるのもまた難儀なのですが、標高約1500mのひんやりした空気。
そして、
カルデラの真ん中にデーン!と聳えるバトゥール山。
そんな景色を見ながら下降するのもまた素敵体験なのです。
『パンチョラン ソラス』と調べると、サンゲにある沐浴場が一緒に出てきます。
両方とも11箇所の注ぎ口がありますが、場所が全く違うので注意!
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キンタマーニ高原の Pura Pelisan は、古代文献にも記される とても古い寺院。
ここにはバトゥール湖の守護神であるDewa Wisnu(世界を維持する水の神) と、
その妻であり水の女神 Dewi Danu が祀られています。
バリでは、水=生命・浄化・繁栄の源 と考えられており、
この寺院は“バリの水の中心(ulun toya)” とも呼ばれるとても特別な存在です。
境内の Pancoran Solas(11の聖水) は、それぞれがバリの川や湖と霊的に結ばれている湧水。
しかもここは珍しく 温かい地熱の聖水。
やわらかい温かさに包まれ、心と体が静かに整っていくようなムルカットでした🕊️✨
まだまだ綺麗になったばかりの、静寂に包まれたこの場所は、
バリ島でも珍しい “温かい聖水” が湧き出る、
唯一無二のムルカット(浄化)スポットです。
1. 歴史|古文書にも記される古代からの聖水源
Pancoran Solas の存在は、
Raja Purana Batur(バトゥールの古文書) や sastra agama(宗教文献) に記されており、地元のお坊さんたちの祈りの中でも、
昔から “11の聖なる湧き水(tirta)” として名前が唱えられてきました。
さらに、
1962年にバリ州公共事業局が撮影した空中写真にも、
11本の湧き水が写っていると言われており、
「古くから存在していた聖地」であることが裏づけられているとのこと。
ただし、現在のように綺麗に整備された沐浴場としての姿は新しく、
2017年に Melaspas(浄化儀式)と再建工事が行われ、
さらに近年も整備が進み、“美しい形”になったのはここ数年です。
2. 場所|バトゥール湖のほとり・静寂に包まれた浄化の地

場所:Seked, Desa Pakraman Batur, Kintamani, Bangli
キンタマーニのカフェなどある高台から車でカルデラへ約20~30分。
急な階段を下りていくと、バトゥール湖の水面すぐそばに沐浴場があります。
観光地化は徐々にという感じですが、まだまだローカルな感じ。
バトゥール湖のボート乗り場の物売りが酷くて、辟易しておりましたが、
ここは全くそういう人もおらず、
ここは静かな地元の人々の“祈りの場”として守られているように感じる静かな場所です。
温泉施設もあります!
料金:15,000Rp(ロッカー込み)
サロン貸出:10,000Rp
※値上げの可能性もありますので、その都度対応して下さいませ。
また、お供物売り場などがお寺や沐浴上に併設していない為、
事前にチャナンなどのお供え物、お香、ライターを購入していきしょう。
✔ 設備
- 更衣スペースあり
- トイレあり
- ロッカーあり(鍵がないので貴重品は持って行きましょう)
- 車やバイクの駐車場あり
タオルとかもないので、
自分で持って行きましょう。
沐浴するまでの順番
駐車場のすぐ近くにあるので、迷わないと思います。
この門の後ろがお参りの場所になります。
沐浴の前に、まずはこちらから参拝!
11柱の神様がいらっしゃるので、
お祈り時のチャナン11個と、沐浴時のチャナン11個
も含めて22個あるといいのかなと思いました。
まず、
1、駐車場近くにあるお寺にお供物を備えて挨拶をお祈り
2、沐浴場へ
3、受付のスタッフがいるので、入場料やサロンのレンタルなど
4、沐浴場に入ったら一番奥から手前に向かって聖水を浴びて行きます。
3.この Pancoran Solas は “バリの川の霊的源流” として扱われてきた
Pancoran Solas にある 11 本の湧き水(tirta)は、単なる水ではありません。
バリ島では古くから、水は “taksu(霊力)と生命力を宿す神聖な存在” とされ、
川・湖・湧水はすべて神のエネルギーが通る場所と考えられています。
その中でも、バトゥール湖は、
“バリの全ての水の中心(ulun toya)” として古文書に記されており、
Pura Pelisan の 11 の湧水は、この中心から流れ出す
“霊的な水脈” を象徴する場所 として扱われてきました。
teks-teks kuna menunjukkan sejak zaman dulu Danau Batur berfungsi vital dalam menjaga siklus air untuk kehidupan pertanian di Bali.
古代文書(teks kuna)に「ダヌバトゥールはバリの水の循環を司る中心」と記されている。
NusaBali の記録では、
それぞれの湧き水が “バリ中の主要河川の源霊(spiritual source)” と
結びついていると説明されています。
- Bantang Anyud → Tukad Pakerisan(ティルタ・ウンプルにつながる聖なる川)
- Pelisan → Tukad Ayung(ウブドを流れる大きな川)
- その他の tirta も、バリ各地の川・湖と象徴的に結ばれていると伝えられています。
つまりこのお寺の Pancoran Solas は、
バリの水の循環(宇宙観)を支える “聖なる11の源流” を象徴する場所
として長く信仰されてきたそうです。
バリ島全体の水のエネルギーとつながる特別な
tirta(聖水)としての役割を持つのですねぇ!
3. 11本の湧き水(Pancoran Solas)の名前と意味
バリ語で「Solas(ソラス)=11」の名の通り、
湧き口は入り口から正面の一番奥からスタート
右→左 の順に11本並んでいます。
すべて バリの水の宇宙観に基づく名前で、
バリ中の水源・河川と“霊的に結ばれている”と長く信じられてきました。
11本の pancuran(右 → 左)
- Telaga Waja(鉄の湖)(繁栄・強さ)
- Ranu Gadang(大きな湖)(大湖・豊かさ)
- Ranu Kuning(黄色の湖(黄金))(祝福、調和)
- Bantang Anyud(流れる谷)(流しさる・浄化)
- Pelisan(ここのお寺の地名!?)(心の中心・調和)
- Mangening(清める・静める)( 静寂・心を静める)
- Pura Jati (バトゥール湖畔の有名な寺院)(本質・魂の中心)
- Rejeng Anyar (新しく湧く水)(再生・新しい始まり)
- Toya Bungkah (バトゥール湖の温泉地帯)(温泉水・癒やし)
- Toya Manpeh(湧き上がる聖水)(湧き上がる生命力)
- Perapen (鍛冶場・火床・火山地帯を表す地名) (火のエネルギー・強い浄化)
1〜8 は 湖・谷・湧き水など自然の水源 に関わる名前
9〜11 は特に 地熱(水・火のエネルギー) に関わる名前
とてもバトゥール火山の土地らしい構成!?
- 右側(①〜④):湖・谷 → 水で洗い流すゾーン
- 真ん中(⑤〜⑧):Pelisan / Mangenening / Pura Jati / Rejenganyar →
心と魂の中心を整えるゾーン - 左側(⑨〜⑪):Toya Bungkah / Toya Manpeh / Perapen →
温水・火山・火のエネルギーゾーンポイント
yucco何個かの注ぎ口がある場所の沐浴場では、まずは、身体の不浄をとり、精神も浄化して、
最後にエネルギーを入れる。という順番で沐浴する感じがどこもある傾向なのかな?と思いました。- 左側(①〜④)は 湖・谷・主要河川の源流
- 中央(⑤〜⑧)は 心・魂の水脈(象徴的つながり)
- 右側(⑨〜⑪)は 地熱系の湧水=火山帯の生命水
- 特に④と⑤は 実際にバリ中の大河の“霊的源流”とされている
- Bantang Anyud → Tukad Pakerisan(ティルタエンプル)
- Pelisan → Tukad Ayung(ウブド〜南部へ流れる大河)
出典:NusaBali(2017年4月4日)
記事名:Desa Pakraman Batur Melaspas Pancoran 11https://www.nusabali.com/berita/12104/desa-pakraman-batur-melaspas-pancoran-11
Pancoran Solasの11の聖水と、バリ島各地の川・水源との信仰上のつながりについて、バトゥール村の長老の説明が掲載されています。
4. “11の湧水” と “バリ島の川” の霊的ネットワーク
ここのPancoran Solas の 11本の湧水は、
バリ全体の主要河川の“霊的源流(spiritual source)” として扱われてきました。
NusaBaliによる地元神官の証言では:
- Bantang Anyud → Tukad Pakerisan
(ティルタエンプルへ続く聖なる川) - Pelisan → Tukad Ayung
(ウブドを流れるバリ最大級の川) - 他の tirta も、各地の湖・谷・川と“霊的に連なる”と伝えられているとのこと。
つまり ここのPancoran Solas は、
✔ バリの水循環・農耕文化を支える “象徴的な11の源流”として位置づけられているとのこと。
「この11の聖水は、バリ島のほかの湖や河川などの水源となっている、あるいはそれらとつながっていると信じられている」
という意味です。
つまり、11の名称は、実際の地名・水源名・寺院名と関係している可能性が高いのです。ただし、11か所すべてが現在も独立した沐浴場として存在する、という意味ではありません。
5. 温水である理由|火山帯ならではの“地熱の聖水”
通常、キンタマーニ高原の水は非常に冷たいのですが、
湧水が温かい !!
ちょうどぬるま湯な感じで、出たら寒い!
でも中は温い。というぬるま湯から出れない絶妙な温度です!!!(笑)
理由は、バトゥール火山の地熱帯に位置しているため
- 地下水が火山の地熱で温まり
- 温泉のような“天然の温水”として湧き出る
生まれながらの“火山系の tirta”なのです!
「冷たくなく、温水プールのように心地よい聖水」
でも出ると寒く感じます!
あと、ぬめりがあるので、滑らないように注意!
7. 注意点|掃除の日は “水を抜いている” ことがある!?
受付のお姉さんの話では:✔ 掃除日は pancuran の水を完全に抜いている
→ 訪問前に電話で確認してほしい、とのこと。
しかし……連絡先は? → 聞いてくるのを忘れた。という大失態(苦笑)
そして公開されていません(2025年現在)
そういうことがあるかもしれない。
と思って行きましょう。きっと物事には意味があります。
10. この場所が特別な理由
Pur Pasaran Pancoran Solas は、
自然(水・火・地熱)+ 古代バリの宇宙観 + 村の祈り
が融合した、非常に珍しい聖地でなのです。
バリ島の水の信仰と、古くから続く祈りが息づく聖地。
バトゥールの大地から湧く温かな聖水と、
バリ島各地の川や水源につながると信じられてきた11の聖水。
自然の恵みと人々の祈りが、今も大切に受け継がれている場所です。
本物の“バリの水の文化” に触れた、貴重な時間でした。
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