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バリ語で沐浴はMelukat(ムルカット)と言います。
沐浴についてはこちらの記事を最初に読んでね!
※生理中、近親者の死別などのお寺に入れない禁忌事項などもございます。

バリ島 沐浴【ムルカット~Melukat~】についてOm swastyastu☆ ↑って何?という方はコチラをクリック♪ 沐浴(ムルカット~Melukat~)はもう何回も行かせてい...

yucco
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沐浴には絶対バリ人と一緒に行ってください!

私はもう10年ほどバリ島にご縁がありもう何十回も沐浴に行ってますが、必ずバリ人の友達やガイドのウィさんと一緒に行っています。私たちはあくまでもバリ人ではなく、バリ・ヒンドゥー教でもありません。失礼があってはいけません。お邪魔させて頂くつもりで彼らの指示に従い沐浴をしましょう。

ウィウィバリでは沐浴ガイドもやってるので是非♪

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以下の事は、インドネシア語、英語のサイト、人から見聞きしたことなどをまとめたものです。もしかしたら間違っている部分もあるかもしれませんが、参考にしていただければ幸いでございます。どうぞ宜しくお願い致します。

今回訪れたのは、バリ島バドゥン県ムングウィ サディン村にある
Pura Kereban Langit(プラ・ケレバン・ランギット)。

緑豊かな自然の中にひっそりと佇む、洞窟を利用した珍しいバリ・ヒンドゥー教寺院です。

洞窟の天井には空が見える開口部があり、そこから太陽の光が差し込みます。そして、洞窟の岩肌からは聖なる水が湧き出しています。

こちらでは、5つの聖水の注ぎ口で沐浴を行った後、
黄色いココナッツを使った沐浴を受け、
洞窟内の本殿でお祈りをします。

この寺院は、特に癒しや祝福を求める場所として知られており、
肉体的、精神的な病気からの回復や薬を求める「ヌナス・
タンバ」の場としても有名です。さらに、子宝を願う夫婦が祈りを捧げる場所としても知られています。

また、健康や子孫繁栄のためだけでなく、芸術家やアスリートがタクスの祈りを捧げ 、
才能、カリスマ性、そして内なる霊的なエネルギーを授かるよう祈願する場所でもあります。ダンサー、ドラマー、そして競技を控えたアスリートたちは、パフォーマンスに優雅さ、力強さ、そして成功をもたらす内なる力である
タクスの祈りを求めて、こちらに訪れるようです。

今回は、この寺院の歴史や信仰背景、祀られている神々、聖水にまつわる伝説、実際の参拝手順、必要なお供え物、そして私自身の参拝体験についてご紹介して行きます!

Pura Kereban Langitの場所と特徴

Pura Kereban Langitは、バリ島南部のバドゥン県ムングウィ、サディン村に位置しています。

所在地:Desa Adat Sading, Kecamatan Mengwi, Kabupaten Badung, Bali

街中から車で細い道に入り…
田園地帯の川沿いにあり、階段を下りていくと、


緑豊かな自然に囲まれた沐浴場と洞窟寺院が現れます。
周辺には竹やヤシなどの植物が生い茂り、川のせせらぎが聞こえる静かな場所です。
※すぐ近くにATVのコースもあるようで、ちょっとうるさかったです(汗)

 

yucco
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2つの川の合流の場所
『チャンプアン』でもあります!
※バリ・ヒンドゥーでは、2つの川の合流場所は聖なる場所とされています。

「Kereban Langit」という名前の由来

「Kereban Langit(ケレバン・ランギット)」とは、
バリの言葉で「空の屋根(天に開かれた屋根)」という意味に結びつけられています。

この寺院の本殿は、天然の洞窟の中にあります。

洞窟の天井には大きな穴が開いており、そこから太陽の光が差し込み、
直接空を見上げることができます。

バリ・ヒンドゥー教の信仰では、自然そのものが神聖な存在と深く結びついています。

この洞窟の開口部も、地上と神々の世界(天)を直接つなぐ、神聖な通り道として捉えられているといわれています。

自然の洞窟そのものが礼拝の場となり、頭上には空が広がり、岩肌からは聖水が染み出しています。

まさに、自然と神々の存在が一体となったような、
Pura Kereban Langitならではの神聖な空間でした。

 

yucco
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天井からの光と、水の滴りがキラキラと輝いて見えて
美しかったです!

Pura Kereban Langitの歴史

Pura Kereban Langitは、古代バリの歴史と関わりがあると伝えられている寺院です。

バドゥン県文化局の資料では、サカ暦923年(西暦1001年)の
Prasasti Sading(サディン碑文) と関連づけて紹介されています。

当時、現在のサディン村周辺は Bantiran(バンティラン) と呼ばれていたとされ、
古代バリ王朝の時代にさかのぼる歴史が伝えられています。

ただし、現在の寺院が西暦1001年に建立されたと確定しているわけではありません。

洞窟は自然に形成されたものとされ、かつてはムングウィ王家、
その後サディン王家が寺院の管理に関わっていたという伝承もあります。

また、洞窟内には13〜14世紀頃と推定される石像や建築部材の断片が残されていると報告されています。

この寺院は、2019年11月11日にバドゥン県の文化遺産として指定されているとのこと。

聖水 Tirta Selakaと子宝の伝説

この寺院には、Tirta Selaka(ティルタ・スラカ) と呼ばれる聖水
にまつわる伝説があります。

伝承によると、古代バリのSri Udayana王は、
王妃との間に子どもを授かることを願っていました。

王は神に祈りを捧げ、聖水Tirta Selakaを探すよう神託を受けたといわれています。
そこでバラモンが聖水を探す旅に出ました。

サディン村の洞窟で修行者と出会い、聖なる水の存在を教えられます。

その水を王妃に届けたところ、
後に Sri Masula(スリ・マスラ)とSri Masuli(スリ・マスリ)
という双子が誕生したと伝えられています。

この伝説が、現在もこの寺院が子宝祈願の場所として信仰されている背景の一つとなっています。

今回参考にした現地の紹介動画でも、

「それ以来、Pura Keraban Langitと、洞窟内を流れるTirta Selakaと呼ばれる聖水は、子どもを授かることが難しい人々に、子宝の恵みをもたらすと信じられるようになりました」

と説明されていました。

yucco
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私が参拝した際にも、
子宝祈願に来ているご家族がいらっしゃいました。
帰りに聖水ももらっていかれました。

Pura Kereban Langitに祀られている神々

Pura Kereban Langitでは、ヴィシュヌ神(Dewa Wisnu) をはじめ、
バリ島独自の尊称を持つ複数の神格が祀られています。

インドネシア観光省の公式サイトでは、
ヴィシュヌ神への信仰と関係する寺院として紹介されています。

ヴィシュヌ神は、ヒンドゥー教の三大神の一柱で、宇宙の維持・保護を司る神です。

バリ・ヒンドゥー教では水とも深い関係を持ち、
生命を育み、維持する働きと結びつけられています。

洞窟から湧き出る聖水を大切にし、病気平癒や子宝を願うこの寺院の信仰とも、興味深い共通点があります。

この寺院に祀られている神格・尊称

バドゥン県政府の観光情報では、次の神々が紹介されています。

  • Dewa Wisnu(ヴィシュヌ神)
  • Ratu Gede Lingsir(ラトゥ・グデ・リングシル)
  • Ratu Ayu(ラトゥ・アユ)
  • Ratu Made(ラトゥ・マデ)

また、現地の紹介資料には、
Ratu Gede Nyeneng、
Ratu Niang、Bula Dewi、
Dewi Kwam In、

Kanjeng Ratu Segara Batu Bolong(これは海の神様名)
などの名前も登場します。

この寺院では儀礼用の鈴を使わない?

Pura Kereban Langitには、もう一つ興味深い伝承があります!

それは、
寺院での祈祷にBajra(バジュラ/Gentaとも呼ばれる儀礼用の鈴)を使用しないというものです。

バリ・ヒンドゥー教では、祭司が儀礼の際に鈴を鳴らすことがあります。

しかし、地元紙による宗教関係者への取材では、Pura Kereban Langitにはすでに神聖なBajraが存在すると信じられているため、祭司や高位の僧侶も祈祷時に鈴を持ち込まないと説明されています。。。。!?

yucco
yucco
こちらに関しては、私は全く気づいておらず、あれ?鳴ってなかったけ?と(苦笑)
色々と調べていて気づきましたが、当時の参拝事を思い出せず(苦笑)でも、
前の人の順番の時に外で待っている時の動画には確かにベルの音は鳴ってなかったですね。。。!

沐浴と参拝の流れ

この寺院の特徴は、5つの水口で沐浴をするだけでは終わらないのです!

洞窟でのお祈りの前には、
Taman Beji(聖なる沐浴場)と寺院の境内の両方でムルカットを行う必要があります!

ウタマ・マンダラ(洞窟の中)で祈りを捧げたい信者は、Taman Beji(聖なる沐浴場)で浄化の儀式を行う必要があり、これは、癒しや祝福を求める前に、肉体的、精神的な清浄さが不可欠​​であるという信仰に基づいているそうです。信者が不浄な状態でウタマ・マンダラに入ると、神様は願いを 叶えてくれないと信じられているとのこと。

 

私が参拝した際も、大きく分けて次の3段階で行われました。

① Taman Bejiで5つの聖水による沐浴

② 乾いた伝統衣装に着替え、Nyuh Gading(黄色いココナッツ)を使った浄化儀礼

③ 洞窟の本殿でお祈り。希望する場合はNunas Tambaなどの特別な祈願

① Matur Piuning|沐浴前のお祈り

最初に、沐浴を行う前のご挨拶として
Matur Piuning(マトゥール・ピウニン) を行います。

これは神様に参拝の目的をお伝えし、これから沐浴を行うことを報告するお祈りです。

寺院の案内看板では、Batu Bolong(バトゥ・ボロン)付近の祭壇(上記写真)にCanang(チャナン)を供えるよう案内されています。

Taman Beji(5つの聖水の場所)と Champuan(二つの川が合流するところ)
両方とも沐浴できる場所です。

Champuan(二つの川が合流するところ)に向かってもチャナンのお供物をしました。

川に対してもたくさんのチャナンのお供物がありました。

こちらが、お寺の途中にある、注意書きの看板です。以下翻訳文

OM SWASTYASTU
(バリ・ヒンドゥー教の挨拶。「平安がありますように」の意味)

PURA KEREBAN LANGIT
デサ・アダット(伝統村)Sading
Sading地区、Mengwi郡、Badung県

1.生理中(Cuntaka)の方は、沐浴(Melukat)および寺院エリアへの立ち入りは禁止です。

2.沐浴を行う参拝者(Pemedek)は、軽装の伝統衣装(Pakaian Adat Ringan)を着用してください。

3.沐浴前にお祈り(Matur Piuning)を行い、供物(Canang)6つを準備してください。

供物の内訳:

  • 1つ:川沿いの大きな石(Batu Bolong)横の祭壇
    (Poleng布の傘がある場所)
  • 5つ:Taman Beji(沐浴場/水口エリア)

4.沐浴は北側から開始します。
(水口1番 → 水口5番)※これはかなり重要で、実際の順番が書かれています。

5.沐浴後は更衣室で服を着替えてから礼拝してください。

6.黄色いココナッツ(Kelapa Gading)を持参した参拝者は、中央エリア(Djabe Tengah)で沐浴してください。
(Suryaの祭壇を通過した後、Taman Bejiで沐浴)

7.黄色いココナッツを持参しない参拝者は、そのまま本殿(Utama Mandala/Jeroan)へ進み礼拝します。

8.本殿(Utama Mandala/Jeroan)で礼拝する参拝者は、乾いた伝統衣装を着用してください。

9.沐浴可能時間:06:00~18:00(WITA)

Jro Mangku(寺院管理者/僧侶・管理役)の連絡先は:

Hub. Jro Mangku:08124662144

 

② Taman Beji|5つの水口で沐浴

続いて、Taman Beji(タマン・ベジ) と呼ばれる沐浴場へ向かいます。

Bejiとは、寺院に関わる聖なる水場や浄化の場所を指す言葉です。

こちらには5つの聖水の注ぎ口 Pancoran(パンチョラン) が並んでいます。

左側の水口から順番に、1番→5番へと沐浴を行います。

ちゃんと各水口に番号と名前が書かれているので大丈夫です。

5つの水口(Pancoran)の意味

1. Pengeleburan(プンゲルブラン)|不要なものや穢れを洗い流す

「溶かす」「消し去る」という意味の lebur に由来する言葉です。

2. Penglukatan(プングルカタン)|心身を清める

 

3. Prayascita(プラヤシチタ)|過ちや穢れの清め

サンスクリット語の Prāyaścitta に由来し、罪や過ちに対する償い、清めを意味します。バリ・ヒンドゥー教でも浄化儀礼に関わる重要な言葉です。

4. Pewintenan Saraswati(プウィンテナン・サラスワティ)|知恵と祝福

 

5. Kemakmuran(クマクムラン)|繁栄と豊かさ

インドネシア語で「繁栄」「豊かさ」を意味します。

 

浄化を終えた後の生活が、
豊かで幸福なものになるよう願う意味があると説明されています。

 

yucco
yucco
この5つの名称を順番に見ていくと。。。。
不要なものを取り除き、清めてから、祝福を受けて、豊かさを入れ直すというイメージでした。

鯉とかも泳いでいて、階段は滑りやすいので注意!

 

沐浴後はクバヤに着替えて、黄色いココナッツで再び浄化

5つの水口での沐浴を終えたら、更衣スペースで乾いた伝統衣装に着替えます。

女性の場合は、

  • Kebaya(クバヤ):女性用の伝統的な上衣
  • Kamen(カメン):腰に巻く布
  • Selendang(スレンダン):腰に巻く帯

 

男性の場合

  • Udeng(ウドゥン):頭に巻く布(できれば白色)
  • Baju Adat(バジュ・アダット):伝統的な上衣
  • Kamen(カメン):腰に巻く布
  • Saput(サプット):カメンの上に重ねる布
  • Selendang(スレンダン):腰に巻く帯

などを着用します。

Nyuh Gading(ニュ・ガディン)とは?

Nyuh Gading は、バリ語で黄色いココナッツを意味します。

  • Nyuh:ココナッツ
  • Gading:淡い黄色、象牙色

一般的には Bungkak Nyuh Gading(黄色い若いココナッツ) が使用されます。

バリ・ヒンドゥー教では、ココナッツはお供え物や浄化儀礼などに用いられる重要な植物です。

この寺院では、黄色いココナッツを持参した参拝者は、Jaba Tengah(ジャバ・トゥンガ)と呼ばれる中央の区域で、寺院の祭司 Jro Mangku(ジュロ・マンク) による儀礼を受けます。

Jro Mangkuは寺院で日々の儀礼や祈りを執り行う祭司で、
日本語では「お坊さん」と表現されることもありますが、仏教の僧侶とは異なります。

私が参拝した際も、黄色いココナッツを使った浄化儀礼(沐浴)を行っていただきました。

一般的な水口での沐浴とは異なり、
ココナッツの水を使った儀礼が参拝の流れに組み込まれているのが、
この寺院の特徴の一つです。

yucco
yucco
ココナッツと聖水を混ぜて、頭からジャブジャブかけられますので、またここでも同様にびしょびしょになります!

洞窟の本殿 Jeroanでお祈り

こちらは門になります↑この中に入ります。
前の方が終わったら入るという感じで、順番待ちでした。

黄色いココナッツを使った儀礼の後は、
洞窟の中にある本殿 Jeroan(ジェロアン) へ進みます。

Jeroanは、寺院の最も神聖な内側の区域を指します。

Pura Kereban Langitでは、自然の洞窟が礼拝の場となっており、
天井の開口部から光が差し込みます。

 

洞窟の岩壁、水、自然光が一体となった空間は、一般的な中庭形式のバリ寺院とは異なる雰囲気を持っています。

参拝者はここで、Jro Mangkuの案内や祈りに従って礼拝します。

Nunas Tamba(ヌナス・タンバ)|病気平癒を願う祈り

この寺院では、通常の参拝に加えて、病気平癒や癒しを願う
Nunas Tamba(ヌナス・タンバ) という祈願が行われています。

バリ語で、

  • Nunas:お願いする、授かることを願う
  • Tamba:薬、治療、癒し

という意味です。

つまりNunas Tambaとは、神様に癒しや治癒を願うことを表します。

この場合の「薬」は、現代医学の医薬品だけを意味するものではなく、
宗教的な祈りの中で授かる癒しや救いという意味合いもあります。

Nunas Tambaに使われる緑色のココナッツ

特別な祈願を希望する場合には、Nyuh Gadang(ニュ・ガダン)
と呼ばれる緑色の若いココナッツを追加で持参します。

  • Nyuh Gading:黄色いココナッツ。浄化儀礼に使用
  • Nyuh Gadang:緑色のココナッツ。Nunas Tambaなどの特別な祈願に使用

Gadangはここでは緑色を指します。

現地祭司への取材でも、Nunas TambaやNunas Sentanaを希望する場合は、
Pejatiなどのお供え物と、緑色の若いココナッツを1人1個用意すると説明されています。

祭司は、Tirta Selakaと呼ばれる聖水を参拝者に授け、願いがかなうよう祈ります。

子宝祈願 Nunas Sentana

Pura Kereban Langitは、子宝祈願でも知られています。

子どもを授かることを願う祈願は Nunas Sentana(ヌナス・スンタナ) と呼ばれます。

この寺院に伝わるTirta Selakaの物語とも結びついており、
子宝を願う参拝者も訪れています。

Nunas TambaとNunas Sentanaは祈願の目的が異なるため、希望する場合は事前に祭司へ相談するのがよいでしょう!

私が体験したNunas Tamba

今回、私は胃の気持ち悪さが続いていたことと、
精神的にも考えがぐるぐると巡り、なかなか落ち着かない状態があったため、
このNunas Tambaをお願いしました。

バリ・ヒンドゥー教では、一般的に Panca Sembah(パンチャ・スンバ)
と呼ばれる5回のお祈りが行われます。
※こちらの5回のお祈りについてはまた、別途記事を作成中です。

今回、私が教えていただいたのは、4回目のお祈りの際に、
自分の身体の不調や治してほしいことを願うというものでした。

お祈りの後、Jro Mangkuがココナッツの中に聖水と花を入れて持ってきてくださり、
すべて飲み干すようにと言われました。

ただ、私説明を聞き忘れており、(インドネシア語で説明されており同行したウィさんは私が分かっているものかと思ったらしい(苦笑)
なので、その後も胃腸不良は続いてた気がします。

お祈りってやっぱり、真剣でないといけない気がする。
というのは日本でももちろん、
バリ島でも適当に参拝してあんまり良くない風?に感じられる色々な話は身に覚えがあります。

yucco
yucco
『祈り』という行為には、こうして自分自身の気持ちに向き合う時間をつくる& 本気でその問題に向き合っているのか?というのを問いているのかもしれません。

もちろん、Nunas Tambaは信仰に基づく祈願であり、医学的な治療や病気の治癒を保証するものではありません。

参拝後にいただいた5色の糸「Panca Datu(パンチャ・ダトゥ)」

バリ島では、赤・黒・白の3色の糸を編んだ Tri Datu(トリ・ダトゥ) というお守りがよく知られています。

今回、Pura Kereban Langitでの参拝後にいただいたのは、赤・黒・白に黄色と緑を加えた、5色の糸「Panca Datu(パンチャ・ダトゥ)」 でした。

バリ・ヒンドゥー教では、方角・色・神々が結びついており、それぞれに象徴的な意味があります。

  • 白:Iswara(イスワラ神) — 東
  • 赤:Brahma(ブラフマー神) — 南
  • 黄色:Mahadewa(マハデワ神) — 西
  • 黒:Wisnu(ヴィシュヌ神) — 北
  • 緑:Sangkara(サンカラ神) — 北西

同行したバリ人のWiさんから、この寺院には海の神様(バトゥ・ボロン)も祀られているよ〜と聞いていました。

※海が遠いので、なんかその神様と繋がれるようにしたと調べている時に出てきました。
チャングーのバトゥボロンビーチと関係があるとかも!?

現地には緑色の神様の祭壇もあったように記憶しています。
緑は、この海の神様かもなぁ?と思いました。

もちろん、バリ島の宗教的な色と方角の対応では、緑色はSangkara神を表します。

こうした宗教的な象徴を知っていると、
寺院を訪れた際に、また違った発見があるのも面白いところです。

参拝に必要なお供え物

この寺院では、沐浴や参拝に際してお供え物を準備します。

寺院の案内看板と現地参拝者の口コミ、
そして実際に参拝した経験をもとにまとめました。

供物名 数量・用途
Canang Sari / Canang Sekar(チャナン) 15個程度がおすすめ
Pejati(プジャティ) 2つ
Bungkak Nyuh Gading(黄色い若いココナッツ) 1人1個
Bungkak Nyuh Gadang(緑色の若いココナッツ) Nunas Tamba・Nunas Sentanaなど特別な祈願時に1人1個
Tempat Tirta(聖水用容器) 聖水を持ち帰る場合
yucco
yucco
あと、線香たくさん&ライターも忘れずに!

Canang(チャナン)

花などを小さな葉の器に盛り付けた、バリ島で日常的に使われるお供え物です。

寺院の案内看板では、少なくとも6個分のCanangを供える場所が示されています。

  • Batu Bolong付近の祭壇:1個
  • Champuhanの川の方へ1個
  • Taman Bejiの5つの水口:入り口に1個、水口各1個ずつ(合計6個)
  • お祈りする際の渡し達の分など

一方、参拝者の口コミでは約10個を持参したという記載が複数あります。

私が参拝した際は、10個では足りなかったため、
15個程度持参すると安心だと思いました。

ただし、必要数は当日の儀礼や参拝内容によって変わる場合があります。

 

yucco
yucco
基本的にお供えの配分はウィさんに任せていたので
残りのチャナンはプジャティに載せたりしていたのかな〜という曖昧(苦笑)

Pejati(プジャティ)

神様に正式な祈りや願いを捧げる際に用いられる、一式のお供え物です。

私が参拝した際は2つ持参しました。

  • 黄色いココナッツを使った浄化儀礼の際
  • 洞窟内の本殿での参拝時

Tirta(ティルタ)

儀礼で使われる聖水のことです。

聖水を持ち帰る場合は、ペットボトルなどの容器を用意するとよいでしょう。
供物の内容は祈願の目的や寺院側の指示によって変わることがあるため、訪問前に確認するのが確実です。

yucco
yucco
私は持ち帰りをしませんでしたが、持ち帰りたい場合は、同行してくれるバリ人の人に聞いてみましょう。

参拝時の服装と注意事項

沐浴時の服装

Pakaian Adat Ringan(軽装のバリ伝統衣装)

濡れてもいいTシャツにサロン(腰布)とスレンダン(帯)などを着用します。

本殿での礼拝時

乾いたPakaian Adat(バリ伝統衣装)

女性の場合は、クバヤ、カムン(サロン)、スレンダン(帯)などを着用します。
男性の場合は、ウィさんはTシャツに着ていたけど、他のバリ人はワイシャツに白いウダンなどしていたので、こちらも同行バリ人に聞いてみて下さい。

沐浴後は乾いた伝統衣装に着替えてから、黄色いココナッツを使った浄化儀礼や洞窟内での礼拝へと進みます。

更衣室について

沐浴場には着替える場所が設けられていますが、簡易的な設備です。

一般的な観光施設のように整った更衣室ではありません。

また、沐浴後に必要となる乾いた伝統衣装のほか、

タオルや濡れた衣類を入れるビニール袋なども持参しておくと便利です。

その他の注意事項

バリ・ヒンドゥー教の宗教的な規定により、生理中などCuntakaとされる状態では、寺院への立ち入りや沐浴が認められていません。

また、Pura Kereban Langitは現在も地元の人々が祈りを捧げる神聖な場所です。

写真撮影や参拝中の行動については、祭司や寺院関係者の指示に従いましょう。

参拝時間とJro Mangkuについて

寺院の案内看板に記載された沐浴&参拝可能時間は、

06:00〜18:00(バリ島時間)

実際に訪れて感じたこと

前から写真を見ていてこの洞窟からの光の差し込みの美しさで行ってみたいな。
と思っていました。

デンパサールの都心からそれほど遠くなく、え、こんなところに!
という感覚。

バリ島にはさまざまな沐浴寺院がありますが、
ここは5つの水口での沐浴に加え、
黄色ココナッツを使った浄化儀礼、洞窟での礼拝、
そしてNunas Tambaという特別な祈願があるのが印象的でした。

何より、寺院全体にとても温かな雰囲気がありました。

参拝時にお会いした方のお話では、
その方は地元の方でもう、10年ほど通い続けているとのこと。

外国人は欧米人ツアーで来ている人がちらっといましたが、
とても静かで地元民のみのお寺という感じでした。

バリ島の人々にとって、
寺院で祈ることは日々の暮らしと深く結びついているのだなぁと。

日本では、日常的に神仏に祈る機会はそれほど多くないかもしれません。
が、私は最近は懇意にしている氏神様の神社やお寺に参拝をしています。

また、実家に帰った際に、お仏壇に線香と手を合わせたりなど、、、
ご飯をいただく際に、『いただきます』『ごちそう様でした』もそうだし、
居合道の稽古の始まりと終わりに黙想をすることはありますが、

よく考えたら、日常にも「祈り」の行為はたくさん根付いているように感じました。
こうして祈りに時間を使うことについて、改めて考える機会になりました。

単なる観光地としてではなく、
現在も人々の信仰が息づく場所として、大切に訪れたい寺院です。

今回のお供もウィさんです。
いつもありがとう。

参考資料・参考動画

※寺院の歴史や伝説は、文化財資料、現地の紹介記事、動画などを参考にしています。儀礼の内容や必要な供物は、参拝目的や当日の状況によって異なる場合があります。

 

 

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