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今から10年前になりますが、
私は、
下垂体腺腫プロラクチン産出生性腫瘍）の手術をし、
現在、その後特に副作用もなく
元気いっぱいに過ごしております。
なんでこの過去の事を書こう
と思ったのかは以下より↓
少しでも下垂体腺腫や何かの闘病をしている人の参考になればと思い、
アメブロに書いた内容をちょっと編集、
解説入れて＆並び返してこちらに記載していこうと思います。
書いてある内容により
（つぶやきのみ、泣き言のみの記事はカットしております、泣き言をご覧なりたい方は、下記のアメブロよりどうぞ）
時系列が前後している場合もございます。
元ネタはアメブロより
日々の泣き言など（笑）
カテゴリー：下垂体腺腫
こちらにて記録しております。
手術前日の話。
私は医療機器のディーラーで営業をしていましたが、
自分の仕事の大事さを理解した出来事の一つがありました。
患者さんと直結しない裏方の仕事のだったので、
いまいち色々と見えてなかったのです。
世の中の仕事はこうやって全て
色々と網目のように、放射線状に全て繋がっているのだな。
と学んだ入院生活でした。
当時の私の仕事は
医療機器の業者で営業をしておりました。
取引先は、主に大学病院etc..名大はなんと営業先でした！
ペースメーカー、心臓カテーテルなどの循環器系の医療機器をドクター＆病院へ営業しており、主にオペ室に出入りしているちょっとディープな仕事でした。
下垂体腺腫入院2日目 手術前日 2011年11月8日
お風呂
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頭にマーキングする
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耳鼻科の外来
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麻酔科の外来
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造影剤を打ってのCT
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看護師さんから下剤と眠剤の説明
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ご飯
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ぼーっとする
就寝
ブレインナビゲーションシステム
MRI撮りながらオペができるそうです！だから前撮りなかったんだね！
（10年前のことですから、今はもっといい機器があるはず…）
これから一週間は入れなくなるお風呂に入る！
病院のお風呂はとても広く、家庭にある浴槽が、角にちょんってあった。
古い銭湯みたい
お風呂からでて、ドライヤーもかしてくれてさっぱり
朝一番に、同じ病室でお話ししていたおばさんが、手術へ。
心の中で見送る。頑張って！！
さっそく、担当の先生が（永谷先生ではない）来て
明日のオペのナビゲーションシステムの為に
頭にマーキングを着けに来ました。
コレです
他に耳の後ろに一個ずつ
計六個です。
外れたらもとに戻せるように
周りをぺんでグリグリと、囲む。
オペまで外せないからと。
コレで一日すごすのか‥( ；´Д｀)
造影剤を打ってＣＴ
ナビゲーション用の撮影です。
の為に、午後四時まで、絶食！
うあーん
耳鼻科の診察
鼻の穴を除かれて３０秒くらいで終了。
先生「鼻中隔？がちょっとずれてるけど手術には支障がないから大丈夫だよ」
ふんふん。
病室にもどる。
お昼ご飯。
麻酔科の診察
15分くらいの「楽しい麻酔？」のようなビデオを見る。
20問くらいの問診に答えて
麻酔科の先生の診察。
喘息もち、アレルギー、家族で全身麻酔をかけてなにかあった人がいないかの質問。
手術室へ入ってからの全身麻酔がかかるまでの手順など
あと、十万人に一人の確率で死ぬ人がいること。。。
だって、下垂体線種自体も病気体１０万人（に1人と言われる）じゃーん！！！！
怖し。
それで部屋にもどる。
その時、担当の先生が病室にやってきました。
S先生「あの…、ナビゲーションシステムが動かないんです。」
私「！！！！！！！！！」
S先生「今朝から電源が入らず、今日の手術する患者さんはほかの方法でできる人だったのでナビゲーションシステムを使わずに行ったのですが…、あなたもできないことないんだけど、もしかしたら
明日できないかもしれないです。
その時は、違う病院でというながれになりますが、今、業者さんがなおしてます！」
私「え～治ることを祈るのみですね…」
S先生「とりあえず、今日のCTは普通に受けてきてね」
私「はーい」
ちょっとまってよ！できなかったら延期！？そんなの困る！
でもなしでやられるほど不安なことはない…
できれば安全な方法でやってくれ。
業者さんよ、てんてこ舞いで無理～かもしれないが何とかしてくれよ。
私も、PM（ペースメーカー）や心臓ｶﾃｰﾃﾙの業者。
このように機械が壊れて、てんてこ舞いになって夜遅くまでメーカーに
無理言って代替機を用意して
設置してと汗かきながらやっている。
あの時は、『明日の患者さん、ずらせばいいじゃん。』
などど、不謹慎なことを考えたりもした。
でも。
みんなすごい覚悟で
緊張して
仕事休んだり
家族がきたり
全力で先生に自分の体をお任せしようとしてるのだ。
あー私はなんて思いで仕事してたのだろう…
と勉強になりました。
看護師さんから
用意しておくようにと言われたものをそろえに
売店に。
T字体
いわゆるふんどし。手術の時つけます。
楽のみ
えっと写真を撮ればよかったね…術後、起き上がれないので寝ながら水を飲めるちょっと大きいスポイドのようなもの。これにはとっても助かりました。
ティッシュ
1～2箱
私は、4箱使いました…！術後は、口から、鼻からと、鼻漏（びろう）傷口からの出血
があります。術後はめっちゃでたなぁ…
あと、足にマニキュアつけてたから、
除光液もかいました。（足の爪の色を見るらしいです）
腹ペコで16時ごろにCTに呼ばれる。
CTは明日の手術時のナビゲーションシステムで使われる画像を撮るために、
造影剤を使います。
「胸があつくなりますよ～」
心臓のカテーテルの検査や、治療でも、造影剤なしではできません。
よくこの言葉を仕事で聞いてたけど
いざ造影剤を打たれて
「あ、あつい……あ、息苦しい…苦しい～～～」
なんかとても苦しかったけど、３分くらいしたら治りました。
やった～～これでご飯を食べれる！！
コンビニでパンとか買ってめっちゃ食べてしまった（笑）
だって0時から絶飲食だし、２日間くらいは何も食べれないもんね！
夕食を食べて、お母さんと別れる。
当日は、お父さんも妹も来てくれるみたい。
病室に戻る。
なんだか明日手術だとは思えないくらいだ。
S先生
「渡邉さん、機械治ったみたいだよ～あしたは頑張ろうね★」
私「わーよかった！安心しました！」
業者さんよ！グッジョブ！
ぼーっとする。
看護師さん「機械治ってよかったですね！ところで便ってでてます？」
私「そいえば、かれこれ3日ほど出てないですね…汗」
看護師さん「そうなんですか！
手術後は動けないので、できれば下剤で出しといたほうがいいんですよ。
この下剤で明日のお昼ごろに出ると思うのでのみますか？」
私「はい！そうします！あと、睡眠薬もいただけますか？」
看護師さん「併用しても大丈夫なのでもってきますね！」
ということで、寝る前に下剤と、睡眠薬を飲む。
23時ごろにはもう寝てしまいました。
とうとう明日か。もう後はおまかせだな。
そう思いながら睡眠薬のおかげでぐっすり眠れました。
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