下垂体腺腫-闘病記録日記-

(23)全身麻酔を経験して、死について考えた 2013年4月11日

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今から10年前になりますが、
私は、
下垂体腺腫プロラクチン産出生性腫瘍)の手術をし、
現在、その後特に副作用もなく
元気いっぱいに過ごしております。

なんでこの過去の事を書こう
と思ったのかは以下より↓

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少しでも下垂体腺腫や何かの闘病をしている人の参考になればと思い、
アメブロに書いた内容をちょっと編集、
解説入れて&並び返してこちらに記載していこうと思います。

書いてある内容により
(つぶやきのみ、泣き言のみの記事はカットしております、泣き言をご覧なりたい方は、下記のアメブロよりどうぞ)
時系列が前後している場合もございます。

元ネタはアメブロより
日々の泣き言など(笑)
カテゴリー:下垂体腺腫左矢印こちらにて記録しております。

yucco
yucco

全身麻酔を経験して、そのまま感じたことを書いています。
『死』とはどういうことなのか。
生まれてから、死にむかっている私たちですが…

軽薄な、薄っぺらい感想かもしれない。

簡単に『死』は説いてはいけないと思うけれど、
次への旅立ちだと思いたい次第です。

全身麻酔の経験談といして、参考にどうぞ。

当時の私の仕事は
医療機器の業者で営業をしておりました。
取引先は、主に大学病院etc..名大はなんと営業先でした!
ペースメーカー、心臓カテーテルなどの循環器系の医療機器をドクター&病院へ営業しており、主にオペ室に出入りしているちょっとディープな仕事でした。

全身麻酔を経験して、死について考えた

今日fasebookにて死ぬとどうなるのか 
というような投稿があり、コメントさせてもらいましたが、
今考えても全身麻酔の不思議な経験  をちゃんと文章におとしてなかったなぁと
思い、本日書き留めます! 

 

全身麻酔
私の場合おそらく、点滴と気体からのマスク注入だったと思います。
人工的な香りがして?なんかセラミックのような?とにかく無機質な香り。

  「咳き込んだら、思いっきり咳き込んでください!」
麻酔科医の先生。

そうなんかイガイガしてきて、ゴホッツゴホゴホゴホ~ツ!!!!!
苦しいくらいの咳でいつまで持ちこたえてやろうかと思ってたけれど、

咳をし終わった瞬間、

身体がめちゃくちゃ重くなった 

重い~つぶされそう~と思った瞬間

電池のスイッチをOFF にしたかのごとく

ブラックアウト!

意識が遠のいていくような感覚を覚えています。
死ぬ時ってこんな感じなんだと感じたし、

肉体と精神はまったく別物だということを認識したのもこの時です。

真っ暗なんだけれども、不思議と恐怖はなく、心地よい感じでした。
ふわふわしている感じ。

思うには、全身麻酔という偽死体験に近いと、瞬間的に感じました。
(だって、眠っている間に色々切られたり、開かれたりしていて、その間の記憶がないからです)
ここでは魂≒精神という感じです。

肉体と精神の鎖につなげられた魂がフワフワ浮遊して戻ってきた感じです。

肉体と精神の鎖はなんなのか?というと
私が思うのは、肉体の新鮮具合?といった感じ。

意思!と思っていた時期もあるけれども、意思は精神に入るのかな?

若ければ、若いほど鎖は強くしなやかで、年を取れば、肉体と一緒に衰えてくる。
なので、その鎖が離れたときに、天に召されるのかなぁと。

麻酔が覚めたときは、長い時間を感じていた感覚もありますが、
麻酔をかけてから一瞬で目が覚めたよう。

きっと生まれるときって、いきなりなのかな。

そして、麻酔から覚めると、どんなに力をいれても動かせなかったし、
声も出せない、目を開けるのも精一杯。

でも生きていることがとても嬉しかったことだけは覚えている。
あ~私生きてるんだって。

まるで自分の体でないような感覚。

精神とか魂ってエネルギーで

だって、感情のパワーってすごいじゃない。
嫉妬とか、怒りとか、喜びとかって
なにかモノを破壊できるくらいのエネルギーがあると思う。良くも悪くも。

肉体に定着させている。

あ~わからなくなってた…。。

日常で、精神と肉体のズレを感じることがある。

走っていて走りたいのに、足がついていかないなどなど…

肉体はいたわるべき。大事にすべき。
そして精神はエネルギー体である。

つかみどころがないから、自分でイメージして
最高の人生にする。

つまり死とは。肉体は生ものであり、衰えて維持できなくなるだけ
精神はエネルギーとして輪廻を繰り返す。

一見終わりのようで、終わりじゃない。

論理的な検証は全くないけれど、

全身麻酔をして、感じたこと。
理由もなくそうなんだなぁと思ったことを書きました。

色々と思うところはある。
痛みに耐えながら病気と闘っている人。
耐え難い、心の痛み。

簡単に死は説いてはいけないと思うけれど、
次への旅立ちだと思いたい次第です。

 

 

 

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